こんにちは!
マムミーライフのユウです!
4歳と2歳の娘がいます。
2歳といえば…
魔の2歳児、イヤイヤ期といわれる年齢。
子ども達がモンテッソーリ教育の園に通い始めるまで、2歳差育児にへとへとの日々でした。
自我が芽生えてきた長女と主張が激しい次女。
急に「イヤだー!」と癇癪をおこしたり、ぐずる子どもににイライラしてしまい、そんな自分にも自己嫌悪の日々。
体力も気力も消耗して、「可愛いはずの子ども達にイライラしてしまうなんて…」とママとしての自信まで失いかけていました。
でも…!
園長先生から聞いたモンテッソーリ教育の「敏感期」という言葉を知ってから、子どもの見方が変わって気持ちがとってもラクになったんです!
同じように、
・イヤイヤ期にイライラしてしまう
・「私ってダメなママ。。」と自己嫌悪になってしまう。
・イヤイヤ期の子どもにどう対処したらいいの!?
と悩んでいるママへ。
悩んでいるのは、頑張っている証拠。
きっと、どうにかしたい!どうしたらいいの?と思ってこのページを読んでくださってると思います。
モンテッソーリ教育の【秩序の敏感期】を知ると、
・子どものイヤイヤの意味が分かって、グズリが減る
・イヤイヤ!が起こらないように対処できる
・子どもが「自分でできる」ことが増える
・子どもの気持ちが安定して、育児がラクになる
親も子どもも笑顔が増えるヒントが詰まっている、モンテッソーリ教育の「敏感期」という考え方。
モンテッソーリ教育という言葉をはじめて聞いた!
という方も、育児がラクに楽しくなるヒントになると思うのでぜひ読み進めてください^^
「モンテッソーリ教育ってなに?」という方は、基本的なことをさくっと確認できるこちらの記事からご覧ください。
イヤイヤ期の時期とピークが重なるモンテッソーリ教育の敏感期とは?
モンテッソーリ教育とは、イタリアの医師であり教育家であるマリア・モンテッソーリという女性が提唱した教育法です。
モンテッソーリは子どもをよく観察していくうちに、乳幼児期の子どもには「ある特定のことに強く興味をもつ限られた時期」があることに気づきました。
これを「敏感期」といいます。
0~6歳に現れるさまざまな敏感期のひとつに「秩序の敏感期」があります。
「秩序の敏感期」は、イヤイヤ期や魔の2歳児と言われる2歳前後がピークといわれています。
イヤイヤ期はモンテッソーリ教育では「秩序の敏感期」
一般的にイヤイヤ期と言われれる2歳前後は、モンテッソーリ教育でいわれる「秩序の敏感期」のピークの時期と重なります。
秩序ってなに?
いつもと同じ「順番」
いつもと同じ「場所」
いつもと同じ「習慣」
『いつも同じこと』これが秩序だよ。
この秩序が乱されると子どもにとっては一大事なんです。
なぜ『いつもと同じ』が大切なの?
まっさらな状態で産まれてきた赤ちゃんは、「いつもと同じ」という秩序を手掛かりに、自分と外の世界の関係を覚えていきます。
ちいさい子どもは、「いつもと同じ」を目印に外の世界のいろんなことを覚えていきます。
例えば、知らない海外の土地に行ったとき、「あそこにあるポストや看板を目印にしよう」と、自分の今いる位置や周りの環境を覚えていたのに、ある日急にその目印がなくなっていたら自分が今どこにいるのか分からなくて大人でも動揺するよね。
子どもも同じなんです。
大人にとっては些細なことも、「いつもと同じ」という秩序をコンパス変わりにしている子どもにとって、いつもと違うことは天地がひっくり返るほどのできごと。
それをまだ言葉でうまく表せない年齢なので、「イヤイヤ期」や「魔の2歳児」といわれ、大人にとっては扱いづらい時期と考えられています。
ほおっておけば、自然と終わるよ。
それでも今つらくて、どうしたらいいのか分からないんだよ。。
うちはイヤイヤ期なかったよ~
可愛い子どもにイライラなんてしないよ~
こんな言葉に自己嫌悪になって落ち込んだり…。
もちろんいずれイヤイヤばかりの時期は終わりがきます。
でも、些細なことでイヤイヤや癇癪が続けば、親にとってはとてもハードな日々ですよね。
イヤイヤ期ではなくて「秩序の敏感期」なのかな?と意識して、子どもの秩序感を理解しうまく活用できれば、親も心に余裕ができます。
私もイヤイヤ・グズグズにイライラしていたのが、秩序の敏感期を知って、「あ~そうだよね」と子どもの敏感な時期が分かったことで心がとってもラクになりました。
今では、
そっか、そっか。こんな些細なことに敏感なのね
こんな風に観察気分で微笑ましく感じることさえあります。
イヤイヤ期の上手な対応のしかた
イヤイヤ期を「秩序の敏感期」と重ね合わせると、子どものイヤイヤ期への対応が分かってきます。
「いつもと同じ」に関しての感受性が強い時期。
それが「秩序の敏感期」です。
例えば、
・いつもと同じ場所にあったおもちゃがない
・いつもとは違うコップ
・いつもママがしてくれることをパパがする
・いつも通る道ではない
・いつもは〇〇のあとに●●をするのに、順番がちがう。
子どもはさまざまな「いつもと同じ」という秩序感を頼りに外の世界のことを吸収していきます。
それを乱されると混乱してしまう。
なので、周りの大人は「いつもと同じ」を大切にしてあげることが、イヤイヤ期の上手な対応の仕方です。
でも、いつもいつも同じようにできるわけじゃないですよね。
時には、ママの代わりにパパに頼むことがあるかもしれません。
いつものお洋服がまだ乾いていなくて、違う洋服を着てもらわないといけないかもしれません。
時間の都合で、いつもと違う順序になることもあるかもしれません。
そんな時は…
「いつもと同じでないと子どもは混乱する」ということをしっかり理解して、子どもの気持ちを尊重してあげることが大切です。
イヤイヤが発動しにくい言葉えらび
イヤイヤ期はモンテッソーリ教育では「秩序の敏感期」だということが理解できると、イヤイヤが発動しにくい言葉えらびができるようになります。
日本のモンテッソーリ教育の第一人者である相良敦子さんの著書では、
『子どもが「ひとりでできるようになりたい」のを大人は理解することが大切』と表現されています。
そして、乳幼児期には『ある特定のことに関する感受性がとても高まる限られた時期がある』というのを頭に入れておくと、おのずと声のかけ方も変わってくるのではと思います。
良かれと思って、ついつい手を出したり口を出してしまいそうな時も、ぐっとこらえて見守る。
もし一人では難しそうにしていたら「ママ、お手伝いしていい?」というとスムーズにいくことが増えました。
仕方なく子どもの秩序を乱してしまうときは、子どもの気持ちを理解して受け入れたうえで、
ごめんね。今日はどうしても●●だけど、次はちゃんと〇〇するからね
と、心からお願いすれば分かってくれることも多いです。
グズリが長引かず機嫌がなおると、子どもも笑顔になるし、親も気力を消耗せずにラクに育児ができるようになります^^
そして、子どもの秩序感を大切にしてあげることで安心し、安定した人格が身に付いていきます。
まとめ
大人にとって参ってしまうイヤイヤ期は、モンテッソーリ教育法では「秩序の敏感期」ということを理解すると、子どもの行動の意味が分かって、子どもの気持ちを尊重した言葉えらびが出来るようになります。
「いつもと同じ」が乱れるとイヤ!という気持ちを分かって受け入れてあげることが大事なんだね!
大人でも自分の気持ちを分かってもらえたら、それだけで心が落ち着いたりするよね。
…とはいえ、
いつも完ぺきな対応ができるわけじゃないですよね。
ついついこちら(大人)の都合で子どもの秩序感をおろそかにして、イヤイヤを発動させてしまう場面もまだまだたくさんあります(笑)
それでも、全く理解できなかった時期に比べ、イヤイヤの原因を分析して子どもへの声掛けを変えることができるようになったので、以前とは気力の消耗具合が全然違います!
親も完ぺきではありません。
疲れてイライラする時ももちろんあります。。
でも、大丈夫。
子どもは将来必要な能力を獲得するために、自分でできるようになりたいと思っている
こういった子どもの見方を知っているだけでも、目の前の子どもの願いを理解する助けになるはずです。
いつも頑張っているママ。
周りのママの器用さと比べてしまったり、理想と現実のギャップに落ち込んでしまうこともありますよね。
でも過去の私のように、「秩序の敏感期」というモンテッソーリ教育流の子どもの見方が、イヤイヤ期に疲れ果ててるママへのヒントになれば嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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